そもそも慰謝料って何?

テレビ番組やドラマ、映画などの作品などでも登場する「慰謝料」や「精神的苦痛」といった言葉は、今や浸透しきってしまっており、大人ならば一度は耳にしたことがあると思いますが、そもそも慰謝料とはどのようなものなのでしょうか。民法709条によると、故意や過失により法律上保護される利益を侵害した場合、損害の賠償責任を負うとされています。

そして、民法710条では「他人の身体や自由、または名誉侵害となった場合や他人の財産権を侵害してしまうといったことがらのいずれかにより、財産以外の損害に対しても、損害賠償の責任を負い賠償しなければならない」というような内容となっています。精神的苦痛などの無形の損害についてもお金を支払うことによって、賠償することになります。これがいわゆる慰謝料で、原則としては不法行為の被害に遭った人がその被害事実に基づいた損害を賠償してもらうことを意味します。重要なことは「不法行為」という原則で、たとえば非常識な態度を取られた、礼儀がなっていないといったことで請求することはできません。

慰謝料が発生するシーンとして代表的なケースは、不貞行為が原因の離婚や、婚約の不当な破棄、セクシャルハラスメントやパワーハラスメント、ストーカー被害、DVや傷害、虐待といった暴力行為、差別、交通事故などが挙げられます。当サイトではよくあるケースの交通事故における慰謝料の計算についてご紹介していきます。